琵琶マスのレイクトローリング:琵琶マスって?



HOME > 琵琶マスって?

page_photo_01.png





大自然の恵み、日本固有種の琵琶サーモン。
素晴しいLAND LOCK SALMONが生きていた。
釣り人として、先人や漁師さんに感謝し、資源を守りながら自然の恵みを味わいたい。


魚種及び、生態について

photo_01.jpgビワ鱒は、サクラマスとサツキマスにごく近縁の琵琶湖固有のサケ科魚類です。 琵琶湖周辺の河川で12月頃に孵化した稚魚は、5月〜6月には琵琶湖へ降り、2.5年〜3.5年を水温躍層下で、甲殻類や魚類を食して成長した後、故郷の河川へ遡上して卵を産み、一生を終えます。 このように、ビワ鱒は琵琶湖を海として、サケ同様の生活史を持つ、いわばビワサーモンとでもいえる魚です。
以上、滋賀県水産科からの引用です。

標準和名:ビワマス
学名:Oncorhynchus masou rhodurus

古くは延喜式により、朝廷に対し納められていると記されています。
増殖対策は、明治6年頃より、漁師有志により始められ、現在は滋賀県と漁業協同組合連合により、2gに育てた稚魚をおよそ70万匹放流しています。
10月11月に産卵期をむかえるが、他のサケ科と違いは、2才〜5才の間に大きさがバラバラで婚姻をむかえる事です。
その事により、12月より解禁をむかえるが、湖の魚のサイズもバラバラで、婚姻をむかえない魚達は、フレッシュそのものです。
生息域は、水深が30m以上有る北湖全域を小群れで回遊している。 大きさは5�サイズもいると聞くが、私達が現物確認しているものは2009年7月時点で、08年4月に釣られた70cm、3.85kg(写真、剥製が残っています)です。
約2万年前から、固有種として独自の進化をしているこの魚は、琵琶湖の食物連鎖のほぼ頂点にいます。(ビワコオオナマズを除きます)

漁業との関わり

photo_02.jpg過去の歴史から、この魚を守ってきたのは漁師であり、年間100t以上獲っていたのも漁師です。(現状20t〜30t)
従来ほとんどが、小糸と呼ばれる網漁で、6月〜9月の間、多いときは一網で200�以上も獲れます。
しかし、鮮度保持が難しい為、夏場の網漁での魚価は安くなります。現在では、一部の漁師は、引き縄釣りによる1本釣りを行っています
ビワマスは漁師だけが獲る魚という意識が強いことも事実であり、一般遊漁者は、地元漁師さん達のプライドに配慮すべきです。

食味に関して

photo_03.jpgサーモンでありながら、淡水魚の為、生食ができ、サクラマスやサツキマスよりは魚食性が低い為、身の色は赤い。
個人的には、ヒメマスを超える食味と感じている。


鱒屋レコードフィッシュの剥製
ビワマス 72cm 4.20kg

剥製72cm.JPG
(鱒屋高島ベース所蔵)

ページの先頭へ


カランバ3.jpg

















鱒屋 Record Fish 72cm!4.20kg
Record.jpg

20110514 013.jpg

9月5日 浅井丸 009.jpg

asai.jpg

hannbai.png

contact_01.png